「転職したい」と思う時、新しい職場に慣れなくて気分が沈んだりする時は大抵の方なら経験があると思います。それは、自分自身の力が発揮できなくて「達成感」を感じることができないことがそうした思いの原因の一つになっていることがあります。

 

 確かに働き手が思うような達成感を味わうというのは、目標なりが大きすぎる場合は、常にその途上に自分自身を置くことになり、中々目標に到達することが出来ませんので、フラストレーションを長期間にわたって味わうことになってしまいます。それでも、目標自体が明確で、日々進捗状況が確認できれば、きっとそんなことはないと思います。でも仕事上で明確な目標設定ができない立ち場にいて、例えば、もう少し自分の英文能力を活用できたらとか、もっている資格なり能力なりを活用できたらという漠然とした目標の場合は、やはり時として「今の職場では駄目、転職して心機一転」という気分になってしまいがちです。でも、これは気分の問題であることが多く、自身の感情面が揺さぶられているのに過ぎません。

 

 こうした感情に支配されている時は、まず職場でも職場外にでも、小さな達成感を味わえることを何か始めるといいと思います。例えそれが、一駅手前で降りて会社まで歩くといったことや、毎日10分間だけでも英語のリスニングをする、あるいは、編み物をする、掃除をするといったこと、何でも良いのです。肝心なのは、大小に関わらず、目に見える「達成感」を日々味わうことが大切なのです。

 

 達成感は、人に幸福感を与えるだけでなく、生活に張りをもたせます。プラス感情の目で、現状の職場を捉え直すと、小さな目標設定が出来ることが、案外そこかしこに転がっていることに気がつくはずです。そのようになったら、転職したいという気分どころか、現職で頑張ってみようという気分にまでなっているものです。

 

 転職したいと思う時は、現状で味わえない小さな達成感を味わえることを見つけて、一度自分のフラストレーションを吐き出すことをしてみましょう。